マンションは、共同住宅ですので、どこのマンションも多少の問題を抱えております。通常の管理業務は、ほとんどが管理会社にお任せしておりますが、全て管理会社が解決してくれるとは限りません。 都市部を中心に数多くのマンション（約５９０万戸：住民約１，４５０万人）があり、管理会社が解決できないような問題解決の相談窓口や専門家が必要となり「マンション管理士」といった資格制度を設けました。 そのマンション管理士は、平成１３年８月１日に施行された「マンションの管理の適正化の推進に関する法律」により誕生した国家資格で、専門的知識をもって、管理組合の運営や建物構造上の技術的な問題など、マンションの管理に関し、管理組合の役員や区分所有者の相談に応じ、助言、指導及びその他の援助を行います。 山形県は、一戸建て住宅の比率が全国４位（約７９％）でありますが、山形市を中心に現在約１３０棟のマンションがあります。全国平均からすれば、かなり少ない棟数ではありますが、抱える問題は都市部マンションと同じです。 我々、山形県マンション管理士会は、設立してから日が浅いのですが、日々、マンション管理について前向きに取り組むと同時に学習を進め、マンションにお住まいの皆様からの相談があれば、すぐに対応していきたいと思います。 マンション管理セミナーや行政とも協力し、快適なマンションライフに寄与できればと思っております。

最終更新　2024.09.21

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